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2018年3月21日水曜日

(1184)  各国で進む都市開発 / 「ソーシャルシティ」(14) (放送大学)

 
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http://kagayakiken.blogspot.jp/2018/03/k0325-blog.html
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目標&ポイント

===== 引用はじめ
 都市部から限界集落まで、これまで日本各地のさまざまなまちづくりの事例を通して、現代の消費行動モデルの変化ならびに都市インフラやデジタルデバイスなどの進化にともなうソーシャル時代に則した実空間マーケティング施策の在り方、ならびにコミュニティ活性化に向けた先進的な取り組みの内容について紹介してきた。
 本章では、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を控えて期待が高まる訪日外国人旅行市場(インバウンド市場)の拡大を見据えた取り組み事例や、多国語対応、個人認証、決済の簡便化などをテーマとして日仏共同で行われた実証実験の内容を解説するとともに、各国で進むICT技術に根ざしたソーシャルシティの開発動向につい具体的な事例を交えて解説する。
===== 引用おわり
 


【目次 / 第14章 各国で進む都市開発】

1.  都市の課題に応える
(1)  インバウンド対応とID認証
(2)  都市緑化の先にあるもの
 
2.  各国で進むICT都市開発
(1)  Cornell Techのソーシャルキャンパスの構想 (ソーシャルキャンパス構想)
(2)  情報プラットフォームでコラボレーションを加速
(3)  ソーシャルコミュニケーションハブ Europacity (ヨーロッパシティ構想)
 


【各論】

1.  都市の課題に応える

(1)  インバウンド対応とID認証
 インバウンド市場に向けたICT関連のなかで、ソーシャルシティに関わりの深い領域として多言語対応や異文化理解、個人認証や決済の分野が挙げられる。ISID オープンイノベーションは仏ヴァルドワーズ県アンギャンレバン市等と日仏共同で実証実験を実施した。
  言語と両替の問題を1枚のカードで解決
  日仏共同による統合型リゾート(IR)での実証実験
 渡航者の動線を1枚のカードで管理
https://www.isid.co.jp/news/release/2014/pdf/1106.pdf
(添付図参照)
 

(2)  都市緑化の先にあるもの
 うめきた2期区域で目指すまちづくりの目標として、大阪市は「みどり」と「イノベーション」の融合拠点と定めた。「うめきた2期区域開発に関する民間提案募集における優秀提案」として発表された10案中7案のコンセプは「中央が緑地で、敷地の両端に高層ビル」。
http://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/cmsfiles/contents/0000259/259865/A1.pdf
(添付図参照)…大林組提案
 ICTテクノロジーの進化により、これまでは考えられなかった都市環境やコミュニケーションの形も有り得よう。
 

2.  各国で進むICT都市開発

(1)  Cornell Techのソーシャルキャンパスの構想 (ソーシャルキャンパス構想)
 アメリカのコーネル大学とイスラエルの工科大学 Technion が共同で立ち上げた大学院 Cornell Tech と、ISID オープンイノベーションラボとの共同研究プロジェクト。
http://innolab.jp/work/143
 
(2)  情報プラットフォームでコラボレーションを加速
 上記サイト 参照
 
(3)  ソーシャルコミュニケーションハブ Europacity (ヨーロッパシティ構想)
 生活や文化体験を通じてダシバーシティ(多様性)を賛美することをテーマに、2024年の開業を目指してシャルルドゴール空港近郊で建設が進む80万平方米に及ぶ多目的複合施設。
http://transsolar.com/fr/projects/europacity
 


出典
鈴木淳一、「第14章 各国で進む都市開発」、川原靖弘・斎藤参郎、「ソーシャルシティ」、放送大学教材(‘17)



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