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2017年8月15日火曜日

(965) 日本競歩。壁なき“チーム”の連携で“個”を高めてきた / 世界陸上


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(K0106)  定年女性「すぐ再就職」4割 <定年後>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/08/k0106.html
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 ロンドン陸上世界選手権の競歩男子50キロで、リオデジャネイロ五輪銅メダルの荒井広宙(自衛隊)が銀メダル、小林快(ビックカメラ)が銅メダルを獲得した。
 

日本競歩は
 昨夏のリオデジャネイロ五輪で「メダル1、入賞1」
 今回のロンドン世界陸上で「メダル2、入賞1」
大躍進だった。
 

 見ていて不思議だったのが、38kmあたりから荒井と小林が伴走し始め、そのうち二位争いをするのかと思っていたが、最後に荒井が少しピッチを上げて2秒差で何の波乱もなく一足先にゴールインした。途中で、何回も荒井から小林に声をかけていた。

 かけていた声は「メダル、行けるぞ」だったらしい。私の読みだが「荒井は余裕があったが、先頭のヨアン・ディニには追い付けそうにないと判断。自分が先に行ってしまうと、小林が気落ちして四位の選手に追いつかれることを懸念し、小林のペースメーカーに徹した。小林も余力の差を自覚しているから、無理に仕掛けなかった」

 四位の選手が近づいた時、荒井は声をかけながらペースをあげて、小林はくらいついていた。
 


 入賞した丸尾も助けられていた。

 丸尾は20キロから50キロへの転向組。その違いは体づくりや駆け引きを含め、1万メートルとマラソンの違いに例える者もいる。丸尾も「どうしていいか分からず(練習の)方向性が定まらなかった」と明かす。

 そこに救いの手を差し伸べたのが、12年ロンドン五輪50キロ7位入賞の森岡紘一朗(富士通)だった。過去10年分の毎日の練習メニューを惜しげもなくデータで提供。人によっては門外不出の貴重な記録だろう。
===== 引用おわり
産経新聞(2017/08/14
http://www.sankei.com/sports/news/170814/spo1708140005-n1.html
ここから写真を転載。


 荒井も練習メニューを提供していたらしい。

 

 日本得意のチームプレーだと思った。
良き日本が崩れつつあるように感じていたが、残っているところもあった。

 ただ、チームプレーだけでは、どうにもならない。入念な準備があった。

===== 引用はじめ
 成功は緻密な戦略の結果と言える。合宿では練習前後に体重を量り、その減少率や汗の成分分析からより効果的な水分摂取をアドバイス。海外から審判員を招き、歩型の修正にも生かしている。今大会前にも審判員の傾向を分析した。今村文男コーチは「取り組みが継承されて、選手達の自信もある」と強調した。
===== 引用おわり
http://www.sankei.com/sports/news/170813/spo1708130049-n1.html

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